Keiichiro Tanaka
「モノクロームの欠片-軌跡とその後」 - 記録集
2021年8月〜 本サイト上でのダウンロードによる配布 & 1日限定での無料配布(予定)
この記録集は、2020年に行われた展覧会『モノクロームの欠片』に参加した田中が、展覧会のあり方を考え直すキッカケを作りたいと考えたのが始まりでした。
緊急事態宣言を繰り返す中、愚痴をこぼせず平穏を願う一方で、展覧会キャンセルの連絡を受け入れるしかない作家は現在も多いのではないでしょうか。「本当は展示をしたい、しかし友人や知人の健康も考慮したい。だから仕方なく展示のキャンセルを受け入れると…」
個人的意見ですが、企画からキャンセルまでの流れに関して、どこか世の中全体が楽観視しすぎているようにも感じています。企画側主体での展覧会開催の場合、作家の意見は反映されにくいと感じます。また今の状況が続けば、実験的な展覧会も数が少なくなり、若い世代が挑戦する機会も減っていくでしょう。
展覧会の方法は表現行為と感染拡大防止措置を合わせたもの、例えばオンライン限定での展覧会や、仮想空間での展覧会など世界が知恵を絞って考えていますが、私としては同時に企画側と作家のあり方も変化していくべきではないのかと感じています。
展覧会『モノクロームの欠片』に参加した東亭順、石井琢郎、影島晋平、田中啓一郎、水谷一の5名とのやり取りを公開することで、様々な方向から展覧会とは何かを考えるキッカケを作ることが可能になるのではないかと思い、感染拡大防止策をとりながら展開可能な記録集として纏めました。
9月18日(土)には、1日限定で数量限定無料配布も行います。
予算の都合上、あまり多くの部数を発行できないので早い者勝ちですが、是非という方はどうぞお気軽にご連絡ください。
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